小川榮太郎の書斎から 北岡伸一氏に借問す「大東亜戦争の定義はできない、それが学的良心ではありませんか?」
FC2ブログ

 -M E N U-

  ● 政 治  安倍政権・国際情勢etc
  ● 雑 感  日々思ふ雑感やらetc
  ● 創 誠 天 志 塾  勉強会開催の告知etc
  ● 榮 チ ャ ン ネ ル    小川榮太郎の動画                   

  にほんブログ村 政治ブログへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
↑ 番付に登錄してひる故、是非押下をお願ひ致します。↑

北岡伸一氏に借問す「大東亜戦争の定義はできない、それが学的良心ではありませんか?」

    ◎ランキングに登録しています、是非クリックをお願いします。◎
   にほんブログ村 政治ブログへ   ブログランキング・にほんブログ村へ
政治 ブログランキング    にほんブログ村      にほんブログ村


 七十年前の今日未明、東京大空襲。非戦闘員10万人が米軍空爆で殲滅。罹災100万人。

 奇しくもその日に、次の記事が配信された。

「戦後70年の安倍晋三首相談話に関する政府の有識者会議「21世紀構想懇談会」で座長代理を務める北岡伸一国際大学長は9日、東京都内で開かれた国際シンポジウムのパネル討論で、先の大戦に言及し、「日本は侵略戦争をした。私は安倍首相に『日本が侵略した』と言ってほしい」と述べた。」

驚くべき発言である。

そもそも安倍談話は未来志向を総理自ら打ち出してをられ、この発言はそれに全くそぐはないといふ点は今はおき、ここではあへて侵略戦争といふ言葉にこだはるが、

日本が戦つた支那事変から対英米蘭戦争―総括して大東亜戦争―は人類史上最も大規模な戦争の一つであり、○○戦争と定義する事は不可能なのです。したがつて、私は大東亜戦争を聖戦、義戦だと定義もしないし、自存自衛だと定義もしません。きちんと戦争の過程を調べれば、そのやうな一つの角度から戦争の性格を規定する事が全くナンセンスな事はすぐに分ります。

侵略戦争か、自衛戦争か。侵略戦争か、アジアの解放戦争か。このやうな問ひ自体が無意味です。

支那事変は、日本の侵略戦争だとも、支那側のナショナリズムの暴発に対処してゐる内に戦争になつてしまつたとも、国民党と共産党の内戦に日本が利用されたとも言へる。要するに、多面的な戦争です。戦争といふと戦闘をイメージしがちだが、支那事変にはもつと政治戦的な色彩が強く、さうなると侵略戦争といふよりも内戦に巻き込まれ利用された面が強くなる。かと言つて日本陸軍も当初の和平条件を南京陥落で調子づいてどんどん上げてゆく、それによつて自縄自縛に陥つた面も強い。さうした面を強調すれば、侵略戦争といふより、日本の戦略的愚劣、無為無策、お調子者根性により停戦さへできなかつた恥づべき歴史といふ側面もある。蒋介石や毛沢東は悪辣な陰謀家だが、さうした相手にしてやられるのはやられる方が悪い、それが分らなければ国際社会に一等国面して乗り出すなといふ話です。

対米戦争は、日本の外交戦略・戦略以前の拙劣、そして、日本人の社交感覚が欧米のそれと著しく合致しない等の諸要素があり、一方で、アメリカの大陸利権への野心、コミンテルンの工作が輻輳して、日米の相互不信が高まつた結果起きました。この言ひ方では覆ひきれない様々な要素がここに加はりますが、一言で言へば日本側の自衛戦争として開始され、しかし残念ながら、戦略的拙劣さの累積によつて結果として国が亡び、そのかはり、日本の勇猛さはアジアの解放を決定づけた、これがこの戦争の大局的な像でせう。いづれにせよ、大東亜戦争の主戦方面である対米戦争が侵略戦争でない事には幾らなんでも疑問の余地はない。

対ソ戦争では、ソ連の条約違背による被害国が日本です。ロシアが、時に、日本の戦争責任に言及してくるのは珍妙千万な話だ。

まあ、以上ごく簡単に見ただけでも、要するに大東亜戦争を○○戦争と定義する事は、価値観の問題ではなく、史実に対する規定の合理性の観点から不可能なのです。

つまり、戦争から他のあらゆる要素を捨象して「侵略戦争」だつたと総理談話で発出するといふのは、➀歴史学的にナンセンス。②政治的に70年目に自国を侵略国認定するなど、最悪の国家的損害です。

我が国が侵略戦争をしたと定義するならば、日米戦争のある側面を見れば、アメリカの空爆と原爆は明らかにホロコーストの文脈で語られなければなりません。戦闘行為をどう定義するかと勝敗は関係ない筈ですから、それは当然でせう。それも総理談話に入れますか。

日本軍の戦闘にはホロコーストと類似するものは一つもありません。南京陥落に際して軍規が大幅に緩み、日本軍による失態が演じられたのは事実ですが、ホロコーストと比定される「虐殺」「大虐殺」の呼称には明らかにそぐはない。

一方、無論、ソ連にも中国共産党にも多数のホロコーストの実績があります。それを総理談話に入れますか。歴史学的にはそれらは、日本の侵略戦争とは違ひ、全く異議なしといふべき事例ですが。

彼ら米中ソが総括も認定も謝罪も全くしてゐない中で、当時としては通常の戦争を戦つた日本だけが、戦争責任にあへて言及し続ける事に何の意味があるのか。日本が自らの国家的名誉と外交的自由を失ふといふ以外に何一つ意味はない。

以上時間の無い中での手すさびの一文に過ぎないが、要点は正確に尽くしてゐる筈です。

北岡氏に明快な解答を期待し、この馬鹿げた発言を撤回するか、座長代理を降りて頂くか、してもらひたいと思ひます。


◎榮チャンネルへの登録をお願い致します。◎
■YouTube■YouTube榮チャンネル

■ニコニコ動画■ニコニコ動画榮チャンネル


◎Twitterやっています。フォローして下さい!◎



Twitter、Facebookでのシェアをお願いします!↓
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

著者紹介

小川榮太郎

Author:小川榮太郎
FC2ブログへようこそ!

項目別記事
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR